[がんばれ!能登半島]能登半島地震現地レポート_05(イシカワスタイルズパイオニア:水野雅男さん)
※「ISHIKAWA STYLES」では先日起こった能登半島地震の被災地である石川県能登半島を応援したい思いで、現在被災地で支援活動をされている水野雅男さんのレポートをブログ上で公開いたします。
—以下、水野さんのコメント—————————————————————
能登半島地震で、輪島の街には、通りからは見えない所に土蔵が多いことが皮
肉にも浮かび上がりました。壁が剥離しているものが数多く見られましたが、柱
梁などの構造がしっかりしており、ほとんど傾いていないことがわかりました。
相談のあった約300件の損壊建物の点検調査をした結果、修復活用しようと考え
ている(悩んでいる)土蔵は、少なくとも20棟はあると思われます。
第1回蔵修復セミナー(http://wajimareno.exblog.jp/)で得られた知見をも
とに、土蔵の現況把握(実測)と所有者の意向把握を行い、修復再生の提案まで
行います。その結果を、左官職人の方々へ送り、技術的なアドバイスをいただく
予定です。
・輪島塗や清酒を造るための土蔵は、工期を短縮することが最も重要
・遊休化している土蔵空間の活用方針も検討しなければならない
・土蔵のみならず、母屋や外部道路との動線の処理が大切
・伝統的な工法にとらわれず、コストを抑える工法も比較検討する
・当面は地域の左官職人を支援し、長期的なシゴトを生み出す
単なる建築設計にとどまらず、まちづくりや地場産業の再生にも深く関与する
大きなプロジェクトです。数年間にわたり、責任を持って取り組んでいきます。
長期的に関わってみようという方々の支援が必要です。
建築の専門家に限らず、広くボランティア参加される方を求めています。一日だ
けの参加も歓迎します。参加いただける方は、作業チームの編成などの準備のた
め、4月27日(金)13時までに申し込み(氏名、〒住所、電話番号)をお願いし
ます。
宛先:wajimakenchiku@wave.plala.or.jp
■ワークショップのスケジュール
4月28日(土)13時-17時 まちなかの土蔵(約20棟)の見学・意見交換会
29日(日)・30日(月) 土蔵の実測調査と家主へのヒアリング調査(第1
次調査)
建築専門家と学生が数人でチームを編成し、敷地形状も含めた図面を作成
一般参加者は家主から生業や家族構成の実態と今後の蔵の活用意向などを聴取
5月3日(木)-5日(土) 第2次調査および損壊した土壁の撤去作業
5月6日(日)9時-12時 調査報告書作成
13時-17時 家主・市内職人も交えた公開報告会
■活動本部の住所・連絡先
電話 0768-22-2681 緊急連絡 090-3296-0892(事務担当水野)
住所 輪島市河井町4-66-1「あての家」(工房長屋隣)
クルマはマリンタウン駐車場にとめてください。(そこから徒歩数分)
■滞在環境
「あての家」はモデル住宅の一軒家です。
1階はワーキングスペース:電話/LANケーブル/PC/プリンター
2階は宿泊スペース:6畳から8畳が3部屋(布団なし、寝袋必要)
キッチン:電磁調理器/ポット/炊飯ジャー/調理器具など(自炊可能)
浴室:木製風呂/シャワー
■ワークショップの企画運営グループ
表俊博・小林吉則・萩野紀一郎・水野雅男