2007/9/3 Monday

輪島土蔵修復支援活動に参加してきました

Filed under: わたしの、スタイル — info @ 18:49:46

能登半島地震からはや半年近くが経とうとしています。さる9/1(土)に自分自身としては地震発生以来、初めて直接現地へ足を運び、修復作業に参加をしてきました。輪島土蔵修復支援活動実行委員会では現在数件の現在3棟の修復作業を行っていますが、私が参加した作業は輪島塗の塗師屋さんの土蔵でした。土蔵というのは建物として独立して立っているイメージがあったのですが、こちらの土蔵は外からは土蔵の存在がはっきりとはわからない、家屋と一体化したものであった事にも驚きでした。

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この中で漆の上塗りの作業を行っているそうです。土蔵は湿気や温度が一定に保たれやすいのでその様な作業に向いているのです。塗師屋のご主人のお話しの中で「この輪島の地に土蔵文化を残したい」という言葉がとても印象に残りました。

不要物を取り除き壁土を作る作業、竹小舞という構造体を作る作業、壁土を塗る作業、その乾燥・・・と良い土蔵を作るためには一つ一つが気の遠くなるような作業です。 

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これは竹小舞の上に土を一回うった状態です。この上にもう一度土をうちます。表に見えているのが藁を編んだもので、これが”つなぎ”になります。

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自分が参加した”泥作り”の作業です。地元の山から取ってきた土の不要物を丁寧に濾して、細かい粒子にします。その中に藁を混ぜて養生するのですが、藁が発酵するのでこの段階ではかなり匂いが・・・きついです。壁にうって乾燥するとその匂いも気にならなくなるようです。ちなみに藁は土をつなぐ役割があって、発酵させる事で壁に塗りやすくなるそうです。藁は古い畳などを解いたもの。この泥作りの作業一日だけでもハードな作業でした。

tsuchirenga_320.jpg

これはもう1つの土蔵修復で使っている「日干し煉瓦」です。上の泥造りでできた泥を煉瓦状にしたもの。

 

たった一日の参加でしたので大して言えることはありませんが、漆塗りと土蔵、そして土蔵作り全てが渾然一体となった日本文化を守る事は並大抵の事では無いとおもいました。と同時にそれは生活に根ざした有機的な大樹のような文化なのでしょう。その叡智の一端に触れて、その大切さをすこし感じる事ができました!

 

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