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NEW暮らしっくガイド イシカワスタイルズ 【石川発、新しくて懐かしいライフスタイルの提案。】
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水野雅男さん

* 社会を変えるまちづくり
* 水野さんが手がけた大野のまちづくり
* 対談:水野氏×直江氏
* 大野で活躍する街の人たちの声
* 鳳至上町のまちづくり
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水野雅男さんを楽しむ
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住民を"その気"にさせるまちづくり

くらしのスタイル
人とは違う視点から
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水野さん  顔スナップ
【プロフィール】
(有)水野雅男地域計画事務所代表 水野雅男さん
自ら地域社会での充実したライフスタイルを確立し、地域に根ざしたコンサルティングを実践するまちづくりのパイオニア。
HP「まさおのまちづくり情報箱」
http://www.mizunomasao.com/

飲食店やファッションビルがひしめく金沢の市街地、タテマチ商店街の一本裏手に、水野さんの事務所兼自宅がある。窓の向こうには兼六園や21世紀美術館が広がるまさに都心。水野さんがここを選んだ理由には、あるこだわりがあるといいます。


車に依存しないまちなかの暮らし

「昨春、市街地の中心部に引っ越しました。1kmほど離れた市街地の外れに駐車場を借りています。私が車を使うのは、能登や白山などへ仕事で出かけるときだけ。公共施設や商業施設が密集しているから徒歩や自転車で動き回れるし、どこへ行くにもバスが出ているから、車がなくても十分便利な生活ができます」

「これは、私がまちづくり計画のひとつとして提唱している『都心居住』そのものです。金沢では駐車場の確保といった観点から郊外に一戸建てを持つ人が多く、都心部の空洞化が深刻化しています。しかし、生活から車を切り離すことで、新たなライフスタイルが生まれるのではないでしょうか。ヨーロッパの国々では、日本に比べて市街地と郊外の境界線がはっきりしています。特に交通政策が進んでおり、まちなかでは車の乗り入れが厳しく規制されています。歩行者や自転車が車より優先され、都心部で暮らす多くの人たちが、安心して道を歩いています」

「子供が小さいうちは郊外の広々とした一戸建てで暮らし、休日は家族揃って車で移動する。子供が独立したら生活に必要なものが身近に揃う都心に引っ越し、車を持たない生活をする。そんなふうに、家族の形が変われば、必要なものも変わります。街と郊外がそれぞれの役割を十分に発揮し、人々が自分の暮らしに合った住まいを選ぶことできれば、理想的だと思います。金沢では、街がずるずると郊外に広がり続けています。今一度、市街地と郊外の役割を見直すことが、必要なのではないでしょうか」

水野さん写真

イメージ:事務所の窓から見える金沢の中心部
金沢の中心部にある水野さんの事務所。窓からは、兼六園や市役所、香林坊の街並みなどが見渡せる。


ライフスタイルを語れるプランナーに

「私の主な仕事は、まちづくりのビジョン作成や、事業推進のコーディネートです。自分の事務所を持つ前は、東京のシンクタンクでサラリーマンとして、行政機関に対する地域計画のコンサルティングをしていました。好きで進んだ道ですが、これが実にハードワークで、ふと立ち止まったとき、自分自身にライフスタイルと呼べるものが無いことに気が付いたのです。職場の近くに住み、家には寝に帰るだけの生活。地域をデザインする仕事をしているのに、地域に根ざした生活をしていないんです。これではいけない、と思いました。自らのライフスタイルを語れるプランナーになろう。そう決意して、石川に帰ってきました」

「あれから13年、自分の生活と、プランニングや コーディネートの仕事が渾然一体となることを目標に仕事をしてきました。思い通りの場所に引っ越すこともできて、ようやく自分のスタイルが少し確立されてきたところです。私は昔から、自分が普通の人とは少し違った視点で物を見ることが得意だと思っていました。まちづくりを仕事に選び、いまもこうして活動を続けている根底には、そんな気持があるのだと思います。見方を変えたり、当たり前だと思っている社会の仕組みに疑問を持ったりして、世の中を変える仕事を続けていきたいと思っています」

水野さん写真
プランナーとして提案するライフスタイルを自ら体現することが、水野さんのスタイル。街を変えるアイデアが、この部屋から生まれる。


現場に出ることから始めよう

「私のまちづくりは現場に出て、そこに住む人たちと声を交わすところから始まります。街の人たちとの間に信頼関係を築き、まちづくりに共感してもらうことが、コンサルティングの第一歩だと考えるからです。時には酒を飲みながら、ざっくばらんに話し合ってみることも大切です。一緒にやろう、自分たちの手でやろう、という声が住民の中から上がってこそ、街は動き出すのです」

「街を作り動かすのは、私でも行政でもなく、そこに住む住民の力です。住民のまちづくりに対する意欲を育むことこそが、私の仕事の本質だと考えています」

「ここ数年、学生や社会人が集まって、実際に街の人たちと関わりながら、まちづくり活動について議論する「街ゼミ」という活動を行っています。学生が街に出て様々なことを学び取り、学生の力が社会活動の活力となる。そんな現場での出会いを、コーディネートしたいと思っています」

「学校なんかにこもってないで、現場に出たほうが面白い。そのことを、これから街を作っていく学生たちにも伝えたいですね」

イメージ:町の人たちと会話をする水野さん
水野さんのまちづくりは現場に出て、地域の人たちと声を交わすところから始まるという。  (=鳳至上町)

イメージ:街ゼミの様子
「街ゼミ」では学生や社会人らが水野さんの事務所に集まり、ビール片手に話し合う。

水野さんが手がけた大野のまちづくり→


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