辻さん:そうですね、4回目を迎えて、金沢の皆様に「アナザムーブメント」といえば少しは何か分かってもらえるようになってきた、という感じでしょうか。その上に21世紀美術館オープンということで、金沢中かすごい盛り上がった感がある時に、一緒にできたので、効果的でしたね。後は、いろんなジャンルの方に参加してもらって、それによって作家だけじゃなくてスタッフがすごく充実したという事。「チャリdeアート」という新しいジョイントイベントが、バンとくっついてきてくれて、それもアナザムーブメントとしては意外でポジティブな良い結果を運んできてくれましたね。
鈴木さん:21世紀美術館効果は大きかったですよね。
岩本さん:でも逆に21世紀美術館の来場とは関係なく来る人が、以外に多かったし、ファンが定着してきたというのがすごいですよね?
辻さん:ファンがでてきた?!(笑)
岩本さん:県外からアナムーのためだけに来てる人がいましたねー。
辻さん:21世紀美術館の敷地内に今回ブースというものを初めて作って、そういう基地ができたというのもアナザムーブメントにとっては、なんか嬉しかったしね。
矩さん:でかいんすよね。入り口というものが出来るというのは。やっぱり街中にあるだけではどうしてもインフォメーション的に弱いんですけど、この 21世紀美術館の中にブースがあるって事でそこからスタートしていった人も結構いらっしゃるみたいだし。
辻さん:今回(2004年)ガラス作家だけではなかったというのは、原さん(事務局のスタッフ)の存在が大きいかもね。今日は来てないけど。今回の形は彼女のやりたい事だったんだよね。「この人の展覧会もこの人の展覧会も見たーい」みたいな(笑)原さんはアナムーのシステムの中でそういう形を乗せようと思ったらしいの。ある一人の女の子の夢からアナムーの4回目は始まったともいえるかも。
八木さん:そこで結局これまでやってきたアナムーのスタイルと変わっちゃうという問題が。例えばガラスだけだったのをそうでなくしなくちゃいけないし、いろんな変更点とかもでてきて。僕がそこに入りながら、その希望を引き受けられるだけのスタッフとか舞台が揃うのか、っていう不安から始まったんですよね。ホント出来るかどうかギリギリのラインの話してて。その時に、「美術館ができて街に気運があるのになんでやらない」って事を言われて、それに反応したんだね。「せっかく美術館が出来る時だけなんでやらないの?」っていう事には、僕らはグサッときて、「やっぱりやんなきゃ」って感じになったかな。
-「チャリdeアート」というジョイントイベントについては?
鈴木さん:地理的な事知ってたら、やっぱり自転車しかないと思うんですよね。短時間でまわりたかったら。自転車ないと無理ですよ。一日でまわるのは・・
辻さん:実際私もチャリdeアートをやったんですけど、すごい楽しくて、その後自転車買いました(笑)20年ぶりにくらいに自転車に乗ったんです。これはなんか、合同のイベントに成長していったらいいですね。大学生交えて。
鈴木さん:今回会場を自転車で回って下さいっていう使われ方がドンピシャやったと思うんですよ。だからチャリdeアートにとっても街中をどのように移動するのかという問題に対してアナムーがある事がすごくいい回答だった。
-単なるジョイントイベントではなくすごい有機的に繋がってるなっていう気がしますね。
八木さん:チャリdeアートを単独でやってもね。これないと意味ない・・レンタルサイクルになっちゃう(笑)あんな派手な自転車に普通に乗れって言われたらいやですからねー(笑)