-今後の夢、展望は?
「私はずっと現役でいたいと思ってます。体力的には本当に辛いですよ。体は軋んだり、あちこち痛んだりしますけど、そんな代償を払ってでも、自分を破壊してでも、そこに太鼓がある限りやっていきたいなと思います」
「そうでないと人に教える醍醐味も伝わりませんよね。自分がやっているからこそ、教わる人は納得するんじゃないでしょうか。現役から退けば自分の感覚はなくなっていくと思いますし。だから今は自分で演奏することと、教えていくことを並行してやっていきたいなと思いますね」
「まあ私はあまり夢を持ったりすると言うよりは、一つ一つクリアしていったら夢に辿り着いていたと言うような、行動が先に来る方ですから(笑)あまり先のことは考えたことは無いかも知れない(笑)
」
「後は太鼓を見る人、打つ人がもっと増えたらいいなと。実際、太鼓に興味を持っている人はいかんせん、少ないですよね。せっかく北陸にこんな世界的な太鼓の場(浅野太鼓)があるわけですから」
「せめてこの地の周りだけでも、太鼓が好きな人が一杯増えたらいいですね。『太鼓やるぞ!』っていったら、周りが『行くぞ!』って言う感じにね。特に若い人たちは無関心ですね。だから私はもっと若い人たちに興味を持ってもらえるようにしなくちゃいけないのかもしれない。ソーラン節のようにね。そういう地固めの1つが
『それ竹節』だったりするわけですけど」
-伝統芸能に携わるものとして思うことはありますか?
「大それたことは思っていないけれど、自分がこうやって行動しているということが伝統をつくっていくと言うことに繋がっているのではないかと思います。私の場合は目的が先に来ていませんので。行動がそこに結びついていく。『やっぱりそうなんだなって』」