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-大樋さんにとって茶道とは何でしょうか?
「形式的には儀礼を伴うものですよね。ただ、要は個人的に、又はパーティにお呼びするということ、おもてなしをするということなんです。それでは何がおもてなしかというと、おいしいお菓子を食べて、お茶を飲み、美術品を鑑賞してもらう」
「感謝の意を込めて『どうぞお越しください』『楽しいときを過ごしましょう』ということで、寄り合い、パーティがあるわけです」
「人間というのは楽しみが無いと駄目なんです。人間は文化が一番大事なんです。朝起きて顔を洗う、歯を磨き、髭を剃る。これも文化なんです」
「何にもしないのが動物や。身だしなみもそう。食の文化、茶の文化。同じ食べるにしても西洋ならば前菜があって、スープが出て、肉が出る、これは文化です。そういったものがなくなると文化が無くなる。そういった風に順序だてて、自然に文化が出来てきた」
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「金沢の料理屋だとちょっとした所なら、お抹茶を出す所も少なくないでしょう。手作りの和菓子を出す所もあるし。ちょっとしたことなんだけれども大事なことですよね。文化というのはあの手この手と色々な事で進めていくことですから」
工房兼茶室の庵。随所に大樋さんのアイデアが見られる
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