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NEW暮らしっくガイド イシカワスタイルズ 【石川発、新しくて懐かしいライフスタイルの提案。】
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松田 弘さん

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金沢らしい「美」

ファッションのスタイル
それだけ仕事を大事に思っておったんやと思う
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父 松田菊太郎氏 (松田さんの実父)

イメージ:祭りの写真
「この写真は祭りの時の写真で。親父の傘屋の連中が、職人からみんな一緒に写っておるんや」


イメージ:松田さん
(松田さん)
「親父は恐ろしい親父でね。短気で。小さい子供のときから傍で飯も食えなかったわ。危なくて。若い頃に、友達と給料のいい鉄工所で働こうと思って親父に話しをしたら何も言わんと、傍にあった獅子頭を鉈で木っ端微塵に割ってしまってね。家の宝物やと思っていた獅子頭を」

「それを見て『こりゃあやっぱり傘屋をしないといかんかなあ』と。昔の人はそれだけ仕事を大事に思っておったんやと思うわ」

「うちの親父は傘作りを地場産業にしたいと思っておったんや。それでたくさんの人を雇ってね。子供の頃、丁稚(でっち)の親が氷室饅頭を持ってきて、わしは朝から晩まで饅頭を食っておった時期もあった。親父も親方と言われることに生きがいを感じ取ったのじゃないかな。わしはそう思う」

「親父を始め、いろんな同業者に助け、助けられしながらここまでやってきた。影響を受けたと言えばそんなところや。みんなおらんようになってしまったけどなあ」

※編集部注: 獅子頭:祭りで使う獅子舞の頭の部分

※編集部注: 氷室饅頭:7月1日は金沢の風習で、氷室饅頭というのを食べます。これは、藩政時代に加賀藩から徳川幕府へ氷を献上する日でした。氷室とは冬に雪を入れて、氷としてためておいた室(むろ)で、兼六園の中にその跡があります。夏のこの暑い時期に、筵と笹の葉に厳重にくるんで、金沢より、江戸の藩邸まで運ばれたそうです。その、将軍献上のための氷が無事届けられるように、神社に饅頭を供えて祈願されました。そんな事から、町民にもこの日は氷のかわりに饅頭を食べる風習ができたようです


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