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-ちょっと興味深かったのは、坂本さんは、"血"と"地"にこだわってるって話されてまして、やっぱりこの二俣の土地にもすごいこだわりがあると感じたんです。で、すごくミーハーな部分、何でも興味持って、変化を求めると。である意味それは、相反した面だと思うんですが
「あのね、それはそれ、これはこれ。だからそれが僕を追い詰めない理由なのかなって思ってるんです、自分の中で。ただそんな難しい事じゃないんですよ、実は。興味あったら行くし。本質っていうのだけを押さえておけば、後はいいと思ってるんです」
「本質は何かっていうと、僕が二俣の地というところに育まれたDNAを持っていると。18代紙漉き、加賀藩の御紙屋肝入の末裔だ、というものさえ押さえとけば、後はもう、フラフラー、フラフラーですよ(笑)」
「それは、大事な事だと思うんで。だって、〜しなければなりませんってのは嫌いなんですよ、僕。だからそれが、仕事でもそうだし、モノ作りもそう。人付き合いもそうだし。何でもいいんだよ、思いついたまんまで。責任は自分で取りますから」
一番怖いのはね、捕らわれるって事ですよ
「別にね、まぁ、何で生きるかっていうのは別に必要ないわけですよ。別にアーティストで生きようと工芸家で生きようと何で生きようと。それは、まわりが勝手にあいつはなんだって言ってるだけの話であって、自分としては好きな事をやってるだけで。もちろんプロですからね、売れないと困るから、それなりの事は考えますけど」
「だけど、自分でこういう風にしていくんだとか、ああいう風にしていくんだって、そんなもん、もうね、時が経てば経つほどね、コロッコロッコロッコロッ変わっていきますからね。でも変わんなきゃいけないと思ってるし。で、今年はこんなもんやりたいな、あんなものはいいや、ってあるわけですよ」
「だから、自分でも極力、そういう事に縛られるような事はしないでおこうと思ってますけどね。それは僕、大事な事だと思う。一番怖いのはね、捕らわれるって事ですよ。捕らわれが一番怖い」
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